『 F博士 VS 弁護士 』
嵐を呼ぶ激しい男、F博士である。
今日は、ある格闘フィギュアのパッケージの中に入れる
説明書制作について、問題が発生した。
説明書の中には、選手の写真(ブロマイド)を記載する。
それと合わせて国旗を入れたいのだ。
「説明書に国旗を記載してもいいのだろうか?」
という問題が打ち合わせで浮上。
さっそく、うちの法務に問い合わせてみると
自分が知りうる法律の中では、わからない。
「国旗を変な形にしちゃだめ、ちゃんと表示すること。」
以上の回答しかでてこない。
「専属の弁護士に問い合わせてみてくれないか?」
ということだった。
よくよく考えると、これは、制作のほんの一部であり、たいした問題ではないが、
この商品に熱い想いのあるF博士は、いっぺんの曇りも許されない。
弁護士先生とは、話したことはないが、
弁護士を目指している共にアホやってきた友人がいるのを思い出した。
物怖じしちゃだめだ。
喜びに感じるのだ。
さっそくメールで内容を伝え、しばらくしてから電話してみた。
電話に出た弁護士の先生(男性)は、行列ができるとは思わなかったが、
太い声で丁寧な感じの印象をうけた。
F博士「「先ほど、相談のメールをしたものですが・・・」
と切り出してみると
弁護士「うん、あれですね、法律では一応、第九条で利益につながる
国旗の使用は禁止されているんですよ。」
F博士「そうですか」
(あきらめてなるものか)
F博士「でも、例えば、ゲームに入っている説明書では、国旗を使ってますよね?」
弁護士「そうですね、そういうので使って問題になったケースを聞いたこともないですし、
「大使館に問い合わせもするのもおかしいですよね。」
(あきらめてなるものか)
話が膠着状態になりかけてきたので、
思い切っていってみた。
「あの~・・・国旗を入れたいんですよ!!!」
雰囲気が変わった。
弁護士「そうですよね、入れた方がカッコイイですもんね。」
F博士「そうなんですよ。」
弁護士「わかりました。この件はもう少し調べさせてくれないですか。」
F博士「はい、ありがとうございます。それでは、ご連絡お待ちしています。」
意思は伝えた。
人間、想いは伝わるのだ。
ボクは嵐を呼び激しい男、F博士。腹を割って話すのが信条である。
時は過ぎ・・
午後、弁護士からメールがきた。
簡単にいうと、「問題ないです。」という結論となった。
いい結果で幕が閉じました。
「F博士 VS 弁護士」のガチンコ対決は、
そうです。勝訴です!
わーい、わーい。\(^o^)/
そして、時は過ぎ・・
夕方、デザイン会社が国旗を入れた説明書デザインをもってきた。
イマイチでした。(ToT)
えーと、国旗がどうのこうの言ってる場合じゃないです。
(/_;)/~~ おわかれねって感じです。
もう一度、構成、デザインイメージを説明し、再提出してもらうことにしました。
今回、ボクは学びました。
それでは、詩で表現したいと思います。
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拝啓、弁護士先生さま
ボクは、葉を見ていたのでしょうか?
それともボクは、木を見ていたのでしょうか?
森全体を見れる人間になりたいです。
山全体を見れる大きい人間になりたいです。
師走の風が今日は冷たく感じた。
(F博士 2004 冬)
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